胃腸炎による便秘がひどい!つらい腹痛を解消する7つの方法!

胃腸炎といえば発熱・嘔吐・下痢、というイメージですが、実は便秘になる胃腸炎もあるんです。

それが「過敏性腸症候群(IBS)」です。

あまり耳慣れない病名ですが、実は日本人成人のなんと12.5%がIBSなんです!!

IBSは、ストレスによって大腸が異常にはたらいてしまう病気で、

  • 下痢タイプ
  • 便秘タイプ
  • 下痢と便秘を交互に繰り返すタイプ

の3つのタイプがあります。

人によっては腹痛も伴います。

痛む場所が時によって変わることと、排便によって軽くなることがIBSの腹痛の特徴です。

そのほか、IBSではないのに、下痢がおさまったら便秘になってしまった、という場合もあります。

困っている方の手助けにならないかと、つらい便秘を解消する方法をまとめてみました。


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胃腸炎による便秘を解消する7つの方法!

 

1)おすすめ整腸剤3選!

①新ビオフェルミンS(錠剤)

テレビCMでよく見かけるビオフェルミンは、処方箋にもよく登場する整腸薬です。

市販薬の「新ビオフェルミンS」は、200種類もある乳酸菌から

  • ビフィズス菌
  • 腸の奥まで届く「フェカリス菌」
  • 小腸に効く「アシドフィルス菌」

を同量づつ配合していて、【多種類の乳酸菌が腸内環境を正常化】してくれます。

1日あたりの有効成分量は「ヤクルトBL整腸薬」のほうが多いのですが、より安全なお薬を探している方には「新ビオフェルミンS」のほうをおすすめします。

メーカーさんが「規定量より多く飲んでも副作用が現れる可能性は少ない」と報告しているぐらい安全性が高い薬です。

 

②3Aマグネシア(錠剤)

ビオフェルミンよりも即効性のある、【「酸化マグネシウム由来」の便秘解消薬】です。

便秘薬には腸を直接刺激するタイプが多いのですが、ヒトの体は刺激には慣れるようにできているため、刺激を強くし続けないと動かない腸になってしまいます。

一方、酸化マグネシウムは刺激ではなく、腸の中の水分量を増やして便を柔らかくするものなので、癖になりにくく安心して使えます。

 

③ツムラ桂枝加芍薬大黄湯エキス顆粒

漢方薬ファンの方におすすめするのが桂枝加芍薬大黄湯です。

【ストレス性の便秘にとてもよく効く漢方薬】で、シクシクとしたお腹の痛みと、腸の状態の正常化、血行促進に効果があります。

効果がとても高いので、便秘ではない人が服用すると下痢になることもあります。

また血の巡りをよくする大黄が含まれているので、妊娠している方・授乳中の方は服用しないでくださいね!

 

2)正しい水分摂取方法で解消

便秘解消のために、もっとも効果的な水の飲み方は、

【朝起きた時に500mlの水を飲むこと】

です。

起きがけの冷たい水が腸を刺激してお通じにつながり、下剤と同等の効果があります。

体が冷えてしまうという方は、常温の水・白湯でもいいといわれています。

 

食事中に摂る水分も、白湯がおすすめです。

味気ないなあという方は、炭酸水はいかがでしょうか。

炭酸水も気泡が消化器官を刺激して便意を促すといわれています。

レストランでも炭酸水を置いているお店は多くありますので、上手に取り入れてください。

 

一方、コーヒーやお茶での水分摂取は逆効果の場合があります。

含まれるカフェインが強い利尿作用を起こし、水分を出し過ぎてしまうためです。

とはいえ、私自身は朝食後のコーヒーが便秘解消必須アイテムなので、体質によっては適度な刺激になるようです。

 

参考元:http://www.skincare-univ.com/article/030892/

 


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3)ヨーグルト+〇〇がおすすめ!

乳酸菌を元気にするエサは【オリゴ糖】と【水溶性食物繊維】です。

せっかく腸に届いた乳酸菌も、数日で外に出て行ってしまいますので、乳酸菌をたっぷり含んだヨ-グルトでどんどん取り入れ、エサを使って殖やすことを考えます。

【オリゴ糖】は次のような食材に入っています。

ヨーグルトは相性の良いきなこやバナナ、リンゴと一緒に食べるといいですね!

  • きな粉
  • ごぼう
  • 納豆
  • 玉ねぎ
  • リンゴ
  • はちみつ
  • バナナ

 

【水溶性食物繊維】は次のような食材に含まれます。

オクラ、もずくなど、ヨーグルトとの相性はいまいちなので、ヨーグルトをデザートとして摂るという方はメニュー全体の中に取り入れましょう。

  • ネバネバ食品:オクラ、モロヘイヤ、納豆
  • 海藻:わかめ、めかぶ、もずく、あかもく
  • きのこ:なめこ

 

4)新種の乳酸菌にも注目!

実は乳酸菌は胃酸や胆汁酸に弱く、腸に届く前に多くの菌が死んでしまいます。

ところが最近は「生きたまま腸に届く」タイプの菌や「死んでいても十分機能する菌」が開発されています。

 

・酸に強いアシドフィルス菌

アシドフィルス菌は、ヒトのお口、腸内、生殖器など様々な場所に常在している菌で、酸性に強いことが特徴です。

中でもL-55株は胃酸に負けずに生きたまま腸に到達することできます。

「オハヨー  生きて腸まで届くL-55乳酸菌たっぷり生乳ヨーグルト」

などコンビニやスーパーでも手に入る商品にも含まれています。

新ビオフェルミンS錠に含まれるKS-13株も、ヒト由来のアシドフィルス菌の一種で、生きたまま小腸に到達することができます。

 

・加熱殺菌処理をしても十分はたらくフェカリス菌

フェカリス菌は加熱殺菌しても便秘解消に効果のある菌の一種です。

菌体の成分がもつ「免疫力調整作用」は、死んでしまっても変わらずしっかりと機能します。

加熱殺菌された菌は生産・サプリなどへの加工がしやすいことから、安価に手に入れることができます。

またフェカリス菌はとても小さな菌なので、同じ1杯のヨーグルトでも、たっぷりと摂れるという点でもすぐれものです。

フェカリス菌はDHCや久光製薬などからサプリメントが販売されています。

また伊藤園とチチヤスが共同開発したヨーグルトドリンク「伊藤園 朝のYoo フェカリス菌1000」ならスーパーでも購入できます。

 

5)繊維質や脂肪分は摂ったほうがいい?悪い?

便秘解消には、食生活の改善を、と言われますが、同じ食材でも便秘のタイプによって控えたほうがいい/摂ったほうがいいが変わるんです!

間違えた対策で悪化させないように、便秘のタイプは見極めたいですね。

 

・IBSの場合

‐繊維質(胚芽米、麦、そば、ほうれん草、こまつな、さつまいも、こんにゃくなど)…控える

‐脂肪分(マヨネーズ、ドレッシング、バター、生クリームなど)…控える

‐刺激のある食品(炭酸飲料、香辛料、甘みの強いもの)…控える

 

・腸管全体が広がることで通過が遅くなり、太くて固い便が出る場合

‐繊維質…摂る。

‐脂肪分…摂る。調味料として取り入れるのが簡単でおすすめ。

‐刺激のある食品…摂る。上手に適量を使う。

 

6)専門医考案のねじれ腸マッサージが効く!

TVで紹介され話題となった「ねじれ腸マッサージ」は、1日たった3分で腹痛のある便秘に効果が出るエクササイズです。

日本人の8割が該当するという「ねじれ腸」では、ねじれや曲がりの部分に、便が引っかかってしまいます。

そこで腸をゆらしてほぐしてあげることで、引っかかりをとる、という、目からウロコの便秘解消法です。

 

このマッサージを考案したのは、大ベテランの大腸内視鏡医・水上健先生。

ご自身もねじれ腸で、便秘後の腸ゆらしマッサージの結果、体重が2kgダウンするほど出た!こともあるそうです。

こちらのページ<https://croissant-online.jp/topics/36567/>に写真入りでやり方が書かれていますので参考にしてください。

 

7)胃腸炎が治まった後も便秘が続く場合の対策

胃腸炎の後の便秘は、どのような理由であれ腸内フローラのバランスが崩れていることが原因です。

腸を刺激するタイプの便秘薬は使わずに、地道にコツコツと善玉菌を殖やしていくことが重要です。

そのためには、上に書いた6つの方法を平行して実行してみてください。

大切なのは「続けること!」です。

脳科学上、21日(3週間)続くと習慣化するといいますよね。

でも、茂木健一郎先生は、「3日坊主でも、その3日坊主を100回でも1000回でも繰り返す。(略)

とにかく、とぎれとぎれでもいいから、続ける」のがカギだとおっしゃっています。

1日忘れてしまっても、まぁいいか、と次の日からまた始めてみてくださいね。

 


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胃腸炎は下痢が多い!なのになぜ便秘になるの?

 

理由は2パターンが考えられます。

1.下痢による善玉菌の不足

2.下痢による脱水症状

 

あまり多い例ではないのですが、胃腸炎の治った後に起こる便秘には、2つ目のパターンの可能性もあるんです。

下痢が【善玉菌を不足させる】、あるいは【脱水症状を起こさせる】ことによって起きる便秘です。

善玉菌の不足の場合は、元に戻るまで1ヶ月近くかかるという報告がされています。

 

1)下痢による善玉菌の不足

下痢が続くと腸内の善玉菌も大量に出て行ってしまい、胃腸炎が治った後も腸内には理想的な便を作ってくれる善玉菌がいないという状態になります。

このため便秘になると考えられています。

先日大腸検査を受けてきたので、大量の下剤の投入後便秘にならないかお医者様にお聞きしたところ、そのような症状はあまり例がないそうです。

自宅に戻って調べてみると、それでも20%程度の人は、大腸検査の後に腸内フローラのバランスが一時期的に変わったという報告がありました。

論文では下痢を起こしやすい菌が一時的に増えたそうですが、たまたま便秘を起こしやすい菌が増える、というケースも十分に考えられます。

 

参考元:http://abdominalhacker.jp/2015/11/09/

 

2)下痢による脱水症状

胃腸炎にかかると、下痢や嘔吐、発汗などによって、体の中から多くの水分が奪われ脱水症状を引き起こしてしまいます。

このため便が固くなり、自然な腸の運動も鈍くなります。

「胃腸炎では脱水症状に気を付けて」と言われますが、こういった面でも、胃腸炎の際の水分補給は大事なんですね。

 

まとめ

 

胃腸炎の中には便秘になる種類もあります。便秘解消には、次のような手段がおすすめです。

  • 整腸剤を使う
  • 起きがけに500mlの水を飲む
  • ヨーグルトとオリゴ糖を一緒に摂ると、善玉菌はさらに活性化する
  • 胃酸に負けない菌や死んでもはたらく菌など、新種の乳酸菌も取り入れてみる
  • 便秘のタイプによって、繊維質、脂肪分、刺激性の食品を摂ったほうが良い/悪いが変わるので、タイプを見極める
  • ねじれ腸に引っかかった便は、マッサージで落とす
  • そして継続する

せっかく下痢が終わったのに、今度は便秘なんて辛いですね。

おいしい食事を楽しむためにも、ぴかぴかのお肌を手に入れるためにも、腸内フローラを善玉菌でいっぱいにして快腸生活を手に入れましょう。

 

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