熱中症で嘔吐してしまった時の対処法!すぐに楽になるには?

暑くなると、ほぼ毎日のように熱中症の話題があがってくるようになってきました。

嘔吐や下痢といった症状も、熱中症のひとつです。

症状によって自分で対処できるか、病院で診察を受ける必要があるかを知ることが大事です。

ここでは熱中症での嘔吐した時の対処法をご紹介します。


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熱中症で嘔吐した時の重症度とは?

 

熱中症の段階は3段階あります。

Ⅰ度 めまい、立ちくらみ、生あくび、大量の汗、筋肉痛、こむら返り

Ⅱ度 吐嘔、頭痛、下痢、倦怠感、虚脱感

Ⅲ度 意識障害、けいれん、発熱

日本救急医学会「熱中症診察ガイドライン2015」:http://www.jaam.jp/html/info/2015/info-20150413.htm

 

簡単に説明しますと、

  • Ⅰ度は現場での応急措置で対処ができるレベル
  • Ⅱ度は速やかに病院での診察が必要なレベル
  • Ⅲ度は採血や医師の判断で即入院、集中治療が必要なレベル

という事です。

熱中症診察ガイドライン2015によりますと、嘔吐はⅡ度の段階です。

実はⅡ度の状態は、すぐにでも病院へ行かなければならないくらい深刻な状態なのです。

救急車が来るのをただ待っているだけでは、熱中症がさらに悪化してしまいます。重症化しないよう、早急かつ適切な対処が必要です。

それでは、熱中症になった時の応急措置について、これからご紹介いたします。

 

嘔吐の段階で適切な5つの対処!

 

熱中症で嘔吐の症状がでるⅡ度の段階の適切な5つの対処法について紹介していきたいと思います。

 

「涼しい場所へ移動する」

暑い場所にいては、熱中症の症状がどんどん悪化するばかりです。

応急措置を取るために、まずは涼しい場所に移動しましょう。

  • クーラーが効いた室内や車内
  • 木陰や建物の陰
  • 風通しがいい場所

屋外にいてクーラーが効いた場所へ移動が難しい場合もあります。

そんな時は直射日光の当たらない場所や、風が吹き抜けるような場所(例えば通路の出口は風邪の通り道があるので風邪が吹き抜けます)へ移動しましょう。

また、熱中症は脳に血液が回りにくい状態になっています。

休ませる時は頭より足を高くしておきましょう。

 

「体を冷やし、体温を下げる」

服をゆるめて体の熱を放出しましょう。

氷枕や保冷剤で冷やす、水で濡らしてうちわなど風を起こして冷やすのも有効です。

首元や脇の下、足の付け根など、太い血管が体の表面近くを流れている場所を冷やすと、体温を効果的に下げることができます。

厚生労働省:http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/nettyuu_leaflet26.pdf

 

「水分と塩分の補給をする」

熱中症になっている場合は、汗をかいて水分も塩分も失われているため、体液の濃度が低くなっています。

すばやく水分と塩分を補うには、体液に近い飲料水が最適ということになります。ここでは熱中症の時に効果的な飲料水をご紹介します。

 

・経口補水液(OS-1など)

塩分が高く、糖度が低い経口補水液は、熱中症はもちろん発熱や下痢や嘔吐、発汗などの脱水状態に適した飲料水です。

 

・スポーツドリンク

数あるスポーツドリンクですが、アイソトニック飲料とハイポトニック飲料と種類があることをごぞんじですか?

アイソトニック飲料(ポカリスエット・アクエリアスなど)

塩分、糖分が高く、夏以外の長時間の運動時に向いています。

 

ハイポトニック飲料(ポカリスエットイオンウォーター・アミノバイタルなど)

塩分は高く、糖分は低いため、汗をかく夏場の水分補給に向いています。

 

つまり熱中症の最適な飲料水は、

経口補水液>ハイポトニック飲料>アイソトニック飲料

の順番です。

体液が薄くなった濃度に近いため、熱中症時の水分補給に向いているというわけです。

大塚製薬 経口補水液:OS-1:http://www.os-1.jp/

 

「自分で摂取できない場合は、無理に水分を取らせない」

嘔吐の症状や、意識が無い……のように、自分で水を摂取できない場合は、無理に飲ませることはやめましょう。

また意識が無い場合は、脳にまで影響が出ている可能性があります。

このような状態の時に無理に飲ませると、口にしたものを食道へ送り込むことができず、気道に入ってしまう可能性もあり、とても危険です。

また意識が無い場合は、すぐに救急車の手配をしましょう。

熱中症ゼロへhttps://www.netsuzero.jp/learning/le04

 

「病院で診察を受ける」

熱中症は内科(子供の場合は小児科)で診てもらうことが一般的です。

意識障害、けいれん、発熱などの症状が見られる緊急性がある場合は、救急外来へ受診するようにしてください。

また、重度の熱中症の場合は血液検査が必要になるため、血液検査ができる大きな総合病院での受診をおすすめします。

 

病院での受診が必要となる目安は、次のような症状です。

  • 意識障害、けいれん、発熱 ※救急車での搬送が必要
  • 頭痛、嘔吐、下痢、倦怠感、虚脱感
  • 自ら水分を摂取できない
  • 応急措置を取っても改善がみられない

まずは応急措置として「涼しい場所へ移動する、体を冷やす、水分と塩分を補給する」

のという対処が基本ではありますが、無理に水分を取らせてはいけなかったり、すぐに救急車を呼ぶ必要があったりと、その症状によっても対応が変わってきます。

症状に合わせた適切な判断と行動が、熱中症を重症化させないために必要です。

食品機能ドットコム:http://食品機能.com/

 

嘔吐の症状は続く期間はいつまで?

嘔吐は病院へ行く必要があるくらいなので、その症状によってすぐに治ることもあれば、長引けば3~4日も続いてしまう場合もあります。

熱中症の症状が軽ければ、治る期間も短く、熱中症の症状の症状が重たければ、それだけ治る期間も長くなります。

翌日になっても症状が続くようなら、すぐに病院で診療を受けましょう。

 

予防の為に使用したい熱中症アイテム3選!

「熱中症指数計」

置き型や携帯型もあり、用途に合わせて選べます。

中にはアラームで熱中症の危険をお知らせしてくれるものもあります。

置き型や携帯型もありますが、個人的には携帯型がおすすめです。

庭仕事や散歩、子供と公園で遊ぶ時や赤ちゃんをベビーカーに乗せている時、室内でもずっと同じ場所へいるわけではありません。

キッチンや寝室になど、あらゆる場所で使用できるのが魅力的です。Amazonをはじめ、楽天市場などのネット通販で購入可能です。

Amazon:https://www.amazon.co.jp/

楽天市場:https://search.rakuten.co.jp/

 

「冷却タオル」

冷却素材で作られ、水に濡らして、絞って振れば、ひんやり冷たいタオルになります。

冷たさの持続は1~4時間

濡れさえすれば、また振って冷たさが戻ります。

冷たいタオルで首筋を冷やしたり、汗を拭いたりと、熱中症予防に持ってこいですね。これで乾いたら、洗ってまた濡らしてと、何度も使えるすぐれものです。

こちらもAmazonや楽天市場といったネット通販で購入可能です。

 

「甘酒」

冬の飲み物かと思われがちですが、実は江戸時代から夏の飲み物として親しまれてきました。塩分、ミネラルも含む栄養満点の甘酒は、熱中症対策にぴったりです。

米麹、酒麹とありますが、熱中症対策には「米麹」がおすすめです。

米麹の甘酒はノンアルコールなので、お子様からご年配の方まで安心していただけます。

 

おすすめの熱中症対策の飲み方

  • 温度はほどほどの冷たさで。目安は水道水くらい(夏場は24~28度)です。
  • 1日200㏄。活動を開始する朝に飲むのがおすすめです。
  • 味が苦手なら、フルーツと一緒にミキサーにかけたフルーツ甘酒にすれば、ビタミンCなどの栄養素もプラスできます。

こちらもAmazonや楽天市場といったネット通販で購入可能です。

おすすめの3つを選んでみましたが、気になるものはありましたか?他にも様々な熱中症対策グッズがありますので、興味があるものを取り入れて、楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

病院へいくべきかの判断基準は?

嘔吐の症状がある場合は、病院へ搬送するようにと言われています。

ですが「これくらいなら」と我慢してしまう方も多いのではないでしょうか?

水分と塩分を補給しつつ安静にし、体温をチェックしながら様子を見てください。

体調が戻らず、熱が下がらない場合は、すぐに病院で診察を受けてくださいね。

 

子供が嘔吐した時に気を付けたい事!

 

乳幼児は新陳代謝が活発で、体温調節のコントロールが十分に発達していないため、大人よりも熱中症になるリスクが高いです。

こどものQQ:http://kodomo-qq.jp/jiko/index.php?pname=jiko_necchusho

 

小学生くらいになっても、もつい遊びに夢中になってしまい、気が付いたら熱中症に……なんてことも少なくありません。

子供は大人以上に注意する必要があります。

応急措置を取りつつ、すぐに病院へ行く、もしくは救急車の手配をしましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

熱中症には、適切な応急措置と病院での診察が必要です。

ですが、普段から熱中症対策を取るよう心がけてくださいね。

  • こまめに水分、塩分を補給する
  • 三度の食事と睡眠をしっかりとり、体調を整える
  • 冷却グッズをうまく利用する

これだけでも、熱中症のリスクはぐんと下がるはずです。

この暑さとうまく付き合いながら、この夏を乗り切りましょう。

 

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