
甘酒は美容やダイエットにも効果があって好きだけど、飲み過ぎによる逆効果は予防したいですよね。
甘酒は、飲み過ぎると逆に太ってしまったりする事も。
健康や美容、ダイエット目的の方も、飲み過ぎると逆効果になる可能性があるんですよ。
栄養満点な甘酒を継続していくなら、飲み過ぎによるデメリットも知っておいて損はありません。
今回は、甘酒を飲み過ぎるとどうなってしまうのか?について詳しくまとめてみました。
ぜひ甘酒を飲まれていいる方、参考にしてみてください。
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Contents
甘酒を飲み過ぎると?激太りする可能性がある!
甘酒にはブドウ糖、オリゴ糖といった糖分が多く含まれているため、必要以上に飲めば、糖分の過剰摂取で太ってしまいます。
肥満になると罹りやすくなる病気として、糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞があります。
甘酒のカロリーは?
甘酒のカロリーは100ccで81kcalです。
ご飯ならお茶碗約1/2杯分に相当するカロリーです。
清涼飲料水と比較すると、飲み物としては、甘酒はかなり高カロリーなのかがわかります。
- ポカリスエット 25kcal
- カルピス・ウォーター 46kcal
- コカ・コーラ 45kcal
- 牛乳 67.5kcal
参考元:http://keeet.com/
甘酒のカロリーが高いことはわかりましたが、どのくらい飲んでしまうと太ってしまうのでしょう? 量や飲み方、飲むタイミングを知っていれば体重増加の不安も解消されるはずですよ。
どの程度で太ってくるか?
成人男性:1日の摂取カロリーは2500kcal
成人女性:1日の摂取カロリーは2000kcal |
つまり、この数値を超えてしまうと太ってしまうというわけです。
どんな飲み方がいけない?
1.砂糖を加えて飲む
甘酒には、ほんのりとした自然な甘さがありますが、もっと甘くしたいとお砂糖を加えると、さらに高カロリーになってしまいます。
2.水代わりに飲む
飲む量が多くなり、あっという間にカロリーオーバーになってしまいます。
1日200cc以上飲まないよう、心がけましょう。
1日あたり200kcal程度の間食が適量といわれています。甘酒200ccは162kcalなので、それ以上飲んでしまうと摂取カロリーをオーバーしてしまうので気を付けてくださいね。
また、朝に飲むと体の活動に使うエネルギーに変換されるので、朝に飲むことをおすすめします。
肥満になると罹りやすい病気といえば糖尿病ですね。
甘酒を飲み過ぎると太るといわれても、どのくらい太ってしまうと糖尿病になってしまうのか、いまいちピンとこないかもしれません。
自分は大丈夫!と思いたくなりますが、ここでちょっと客観的に確認してみましょう。
糖尿病になる可能性がある
糖尿病の原因のひとつに、肥満があります。
まず自分が肥満かどうかを、BMI(体格指数)で確認してみましょう。
[体重(Kg)÷身長(m)÷身長(m)]
|
※BMIの標準体重は男女共通ですが、厚生労働省の国民健康・栄養調査報告による「日本人が思う理想的な体重」によると男性の平均値は22、女性は20です。
糖尿病予備軍と合わせると、国民の5人に1人が肥満に該当して、糖尿病という数値が出ています。
BMIが25以上出た方は、糖尿病予備軍といわれているわけです。
甘酒は美味しくて体にいいからといって飲み過ぎてしまうと、あっという間に1日の摂取カロリーをオーバーしてしまいます。
肥満と数値が出たひとは、飲み過ぎてしまっては健康どころか糖尿病のリスクが上がってしまいますので、特に注意が必要です!
参考元:http://www.health.ne.jp/check/bmi.html
前兆や気を付けたほうがいい症状は?
糖尿病は初期段階では自覚症状がありません。
初期の段階では、健康診断で判明することが多いようです。
ですが病気が進行するにつれ、出てくる症状は、
- 尿の回数が増える
- 喉が渇く
- 痩せる
- 疲れやすい
などの症状があります。
血液検査でわかるので、もしかしてと思ったら病院で検査に行きましょう。
甘酒を飲み過ぎると肥満や糖尿病のリスクが高まる他にも、腹痛や下痢を引き起こす原因になる場合もあります。次はそのことについてご紹介します。
腹痛や下痢を引き起こす2つの可能性
甘酒を飲み始めてから最近お腹の調子が悪いかも……というひとはいませんか?
たまたま体調が悪かったのかもしれませんが、もしかすると甘酒に含まれる成分が、体質に合わないとう可能性があります。
考えられる原因をいくつか挙げてみました。
オリゴ糖が原因
米麹の甘酒にはオリゴ糖が含まれています。
消化吸収がされにくいことから、しっかりと腸に届き、腸内の善玉菌のえさとなり、腸内環境を整えてくれるオリゴ糖ですが、体質に合わないひともいます。
もともとお腹がゆるいひとは、大量に飲んでいなくても下痢になることがあります。
また、オリゴ糖を過剰摂取することによって、お腹の善玉菌が増えすぎてしまい下痢を起こしてしまう場合があります。
アルコールが原因
酒粕の甘酒には、わずかながらもアルコールが含まれています。
腸内にはアルコールを分解する酵素がないため、腹痛や下痢を起こす原因になります。
ですが、しっかり煮立ててアルコールを飛ばしてしまえば心配はありません。
参考元:http://www.element-body.com/
甘酒による下痢や便秘についてはこちらで詳しく知らべてみたのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ
甘酒を飲み過ぎるとどうなる?
激太りになる:ブドウ糖やオリゴ糖といった糖分がたっぷり含まれているので、糖分の過剰摂取になってしまう
甘酒のカロリーは?:100ccで81kcalと、ご飯ならお茶椀1/2杯分と高カロリー
どの程度で太ってくるか?:1日の摂取カロリー(成人男性は2500kcal、成人女性なら2000kcal)を超えてしまうと肥満に!
どんな飲み方がいけない?
砂糖を加えて飲む:高カロリーな甘酒に砂糖を足すと、さらにカロリーアップ!
水代わりに飲む:200㏄以上飲むと、1日あたりの間食の適量200kcalを超えてしまうと要注意!
どの程度で糖尿病になるのか?
BMI(体格指数)で肥満とされる25以上の数値が出たひとは、甘酒を飲み過ぎると糖尿病のリスクがアップ。過剰摂取は要注意!
前兆や気を付けたほうがいい症状は?
- 尿の回数が増える
- 喉が渇く
- 痩せる
- 疲れやすい
腹痛や下痢を引き起こす原因は?
オリゴ糖が原因:体質に合わなかったり、過剰摂取で腸内の善玉菌が増えすぎたりも
アルコールが原因:腸内にはアルコールを分解する酵素がないため
つい体にいいと聞くと、わかっていても、ついたくさん飲みたくなってしまいます。とはいえ、いくら体にいいものでも、やっぱり取り過ぎは良くないのですね……。
甘酒が体質的に合わないひとがいると知って、個人的にはショックでした。
自分にあった飲み方や、ちょうどいい量を知って、美味しい甘酒ライフを楽しんでくださいね。
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