
咳や熱があるなどの風邪の症状がひどい時は、マスクをきちんとして人にうつさないように気をつけている人は多いですね。
ですが、風邪の症状が軽くなって、治りかけの時は、もう大丈夫と思って気を抜いてしまっては危ないです。
風邪は治りかけの時でも、咳によって人にうつしてしまうことがあります。
では、熱も下がって風邪が治りかけでも、咳でうつるのか?うつりやすい期間はどれくらいなのか?
そして、一緒に暮らす家族みんなが風邪になってしまうという大変な事態にならないように、どうした方が良いのか?といったことについて、ご紹介したいと思います。
解熱後も咳が原因でうつる可能性はある?

可能性はあります!
ただ、完全に治った後ではうつる可能性は低いです。
少し詳しくすると、風邪の原因となるウィルス・細菌には、潜伏期間というものがあります。
喉や鼻などの粘膜から感染して、風邪の諸症状が身体に実際に出るまで、大体3日から7日間程ある場合が多いのです。
たとえば、【潜伏期間の終わる時=熱がでる直前】にウイルスをもらっていれば、最初に熱がでた人が治りかけで、直前にウイルスをもらった人が熱を出す可能性があるということです。
それで、解熱後も咳が原因で風邪がうつる、ということが言われるようになっていることが考えられます。
また、実際に高熱が下がって、風邪が治りかけでも、完治しているわけではないので、ウィルス・細菌はまだ残っていて、咳が原因の飛沫感染、空気感染によって、風邪がうつるという可能性はあり得るでしょう。
解熱後、いつまで気を付けるべき?
解熱すると、身体も楽になって風邪の諸症状も治まってきて、通常のように活動し出す人も多いですが、解熱後2~3日は、気を付けるべきでしょう。
解熱後でも、ウィルスがまだ残っている可能性が十分あり得ます。
解熱後2~3日は、咳で家族や職場など他の人に二次感染しないように、マスクをするなどして、注意することが必要でしょう。
家族が気を付ける予防のコツ

風邪をひいた時、一番風邪をうつしやすいのは、一緒に暮らす家族でしょう。
そのため、家族の誰かが風邪をひいた時は、周りの家族は風邪がうつらないように気を付ける必要があります。
風邪がうつらないために、家族が気を付ける予防のコツとしては、以下のことをすると良いでしょう。
- 免疫力を高める
- 低体温にならないように身体が冷えないようにしておく
- 睡眠を十分にとる
- 加湿器などを置いて室内湿度を上げておく
免疫力が高いと、ウィルス・細菌に感染しにくくなります。低体温では免疫力が弱くなります。
なので、具体的な対策としては、
- 免疫力を高めるものを食べる
- 身体を暖めて低体温にならないように厚着する
- 体温を上げる食材を食べる
- 睡眠を十分にとり疲労を回復する
といったことに気を付けると良いわけです。
さらに、免疫力を高める食材も紹介したいと思います↓
- 生姜
- ニンニク
- 大根
- 長ネギ
- 玉ネギ
- 鶏肉
- 卵
- サバ
- イワシ
これらの食材は免疫力アップに効果がある食べ物なので、まずは食事から気を付けてみてはいかかでしょうか?
我が家の予防方法
我が家では、日常的に家族全員が「うがい・手洗い」を徹底して行うようにしています。
外から帰ったら、まず「うがい・手洗い」を欠かしません。また、加湿器をおいて室内の乾燥を防ぐようにしています。
外出時はマスクを着用するようにしたり、よくガムやのど飴を舐めたりしていて、みんながすぐに食べられるように、決まった場所に常備しています。
ガムや飴玉を用意している理由は、常に鼻や喉の乾燥を防ぐためです。
また、体温を上げる・免疫力が高まる効果のある食材を使った料理をよく食べます。例えば、料理する際、生姜を炒め物や煮物に入れて毎日のように使います。
そして、お風呂はシャワーだけではなく、湯船に入って、しっかり体を暖めるようにしております。
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